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古代ローマ共和国アフリカ属州ウティカ 前47〜前46年 デナリウス銀貨 スキピオ

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管理番号 新品 :21312125 発売日 2024/09/30 定価 30,000円 型番 21312125
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古代ローマ共和国アフリカ属州ウティカ 前47〜前46年 デナリウス銀貨 スキピオ

図柄表:雷神ユピテル 図柄裏:カルタゴの戦象 発行地:古代ローマ共和国アフリカ属州ウティカ駐屯基地内造幣所 発行年:前47〜前46年 銘文表:Q METEL PIVS 銘文裏:SCIPIO IMP 額 面:デナリウス 材 質:銀 直 径:19 mm 重 量:3.96 g 分 類:Sear 1379; RSC 47; BMC RR 1; CRR 1046; RRC 459/1 カエサルのライバルの一人メテッルス・スキピオが発行したデナリウス銀貨。スキピオは共和派に属する人物で、カエサル派と争った。ポンペイウス亡き後の共和派の主要メンバーは、カッシウスを筆頭にブルートゥス、カトー、そしてスキピオが挙げられる。一方、対抗勢力であるカエサル派は、カエサル、アントニウス、オクタウィアヌスらで組織された。ローマ政界で著名だったキケローは共和派よりだったものの、あくまでも体裁としては中立を保った。 本貨はスキピオがカエサルに対抗するため、アフリカ属州のウティカで挙兵した際に駐留基地内で発行し、自軍の兵士に配ったものである。雷ユピテルはローマの最高神であり、裏側の戦象はスキピオ家のシンボルである。スキピオ家は初代がカルタゴとの戦争で武勲を挙げた。その際、彼はカルタゴの戦象を数百匹捕獲した。以降、この功績を誇りとし、歴代のスキピオ家が貨幣の上で戦象を刻むようになる。本貨の発行者メッテルス・スキピは大スキピオ、すなわちスキピオ・アフリカヌスの末裔であり、ローマでは誉高い貴族家系として評価されていた。 スキピオはウティカで同志のカトーと合流し、カエサル軍と交戦するものの、敗北を喫した。この戦いをタプススの戦いと呼ぶ。敗走後、ヒスパニア属州に逃れて軍の再編成を試みたが、現在のアルジェリアで追手に捕まり処刑された。 内乱の一世紀と呼ばれる古代ローマの激動の時代に発行された一枚。カエサルを始めとする指折りの英雄たちが存在していた黄金期に造られたことを考えると浪漫に溢れている。英雄たちが残そうとした願いと生きた証を是非感じて欲しい。

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